朱塗りの鳥居が並ぶ姿が印象的な京都伏見稲荷大社。見どころが多い京都の中でも人気の観光スポットになっています。
実はその京都伏見稲荷大社の分社が、ここ札幌にあるのはご存知ですか?
今回は京都伏見稲荷大社の分社「札幌伏見稲荷神社」をご紹介いたします。
札幌伏見稲荷神社は札幌中心部からも近く、日帰りの観光にもおすすめです。周辺には、落ち着いた時間を過ごせるカフェや、雰囲気満点のレストランもあるので、あわせてご紹介いたします。
ご祭神である神様に、感謝と畏敬の念を示すのが参拝の本来の目的です。マナーを守り、他の方の迷惑にならないように気をつけてください。
また、札幌伏見稲荷神社では、他の参拝者に迷惑がかかる撮影行為を禁止しています。
※記事に掲載している写真は許可をいただいて撮影しています。
札幌伏見稲荷神社の紹介

- 朱塗りの鳥居が立ち並ぶ幻想的な情景
- 大切な願いが届く願い石
- 札幌の街並みを一望できるシチュエーション
京都伏見稲荷大社の分霊が祀られている札幌伏見稲荷神社は、札幌中心部から琴似地区に移ったあと、1907年(明治40年)に現在の藻岩山山麓に遷宮されました。
御祭神は「倉稲魂命(うがのみたまのみこと)」「大山祇命」「大國主命」「事代主命」「天鈿女命」の五柱です。
倉稲魂命(お稲荷様)は衣食住の太祖で、五穀豊穣、殖産興業、商売繁盛のご利益があるとして多くの人の信仰を集めてきました。
朱塗りの鳥居が立ち並ぶ幻想的な情景

札幌伏見稲荷神社の一番の特徴は、京都伏見稲荷大社と同様に朱塗りの鳥居が並ぶ姿で、その数は全部で27基あります。
ほかにも7基の灯籠があり、夕暮れ時には明かりが灯されるので、さらに幻想的な情景を楽しむことができます。

▲27基の鳥居をくぐった先にある札幌伏見稲荷神社の境内。

▲神社・境内での撮影は基本的に禁止されているのでお気をつけください。
大切な願いが届く「願い石」

札幌伏見稲荷神社には「願い石」と呼ばれる、お願い事が叶うといわれている石があります。
参拝する方がこの石にお願い事をし、その後願いが叶ったということで、いつしか「願い石」と呼ばれるようになりました。
叶えたいお願いごとは「願い石守」に書いて、願い石の横に結んで帰ります。なお、お願いごとをするときは「自分の好きなものを一つ断つ」のが良いとも言われています。

▲願い石の横に、お願いごとを書いた願い石守を結べるようになっています。

▲願い石守は社務所で売られています。

▲写真の中央部に写っているのが願い石守です。
札幌の街並みを一望できるロケーション

札幌伏見稲荷神社は、札幌の街並みを一望できる高台にあります。
鳥居や灯籠の幻想的な雰囲気ももちろんですが、札幌の街並みを見渡せるロケーションも、札幌伏見稲荷神社の魅力の一つです。
札幌伏見稲荷神社へのアクセス
札幌伏見稲荷神社は、日本新三大夜景で有名な「札幌もいわ山ロープウェイ」の近く、札幌中心部(札幌駅)から車で20分ほどの場所にあります。
カーナビで目的地設定をすると神社の正面に到着しますが、正面側には駐車場がないので裏側に回る必要があります。
※こちらのマップコードで目的設定をすると駐車場側への案内になります→【マップコード:9 399 853*14】

駐車場に向かう場合は、藻岩山麓通を円山方面からもいわ山ロープウェイに向かって走り、上記写真の道路を山側に右折します。

坂を少し登ると駐車場の入口が見えてきます。札幌伏見稲荷神社と書かれた赤い立て看板が目印です。

駐車スペースには10~15台前後停められるので、車で行くのがおすすめです。
住所:北海道札幌市中央区伏見2丁目2-17
TEL:011-562-1753
駐車場:あり
FBページ:https://www.facebook.com/SapporoFushimiInariShrine/
札幌伏見稲荷神社周辺のおすすめスポット
札幌伏見稲荷神社周辺には、ドライブや観光、ランチやディーナを楽しめるスポットがたくさんあります。
参拝のあとに立ち寄れる、おすすめのスポットをいくつかご紹介いたします。
旭山記念公園|札幌を一望できる自然豊かな公園

「旭山記念公園」は、札幌の街並みを一望できる自然豊かな公園です。
旭山記念公園の展望台は無料で入園でき、気軽に夜景を楽しめるので、観光客やカップルなどに人気のスポットになっています。
標高はそれほど高くないので、より高いところから広範囲に渡る夜景を満喫したい方は藻岩山から見るのがおすすめです。
住所:札幌市中央区界川4丁目
営業時間:レストハウス 10時〜17時(冬季閉鎖)
駐車場:無料(開放時間6時~22時、第2駐車場は冬季閉鎖)
TEL:011-200-0311(旭山記念公園管理事務所/金、土、日、祝の10時~16時)
公式サイト:http://www.sapporo-park.or.jp/asahiyama/
ふしみグリエ|夜景を見ながらロマンチックなディナーを満喫

「ふしみグリエ」は、札幌の夜景を一望しながら、チーズフォンデュをはじめとした本格的なコース料理が味わえるレストランです。
ランチタイムには、白老牛100%のステーキバーグをコース仕立てで食べられるメニューもあります。
また、Anniversaryプランも用意されているで、誕生日などの記念日に利用するのもおすすめです。
住所:札幌市中央区伏見2丁目3-3
営業時間:【ランチ】11:30~15:30(LO 15:00)【ディナー】17:00~22:00(LO 21:30)※ディナータイムの最終入店は21:00
定休日:なし(12/31、1/1は休み)
TEL:011-533-2432
駐車場:あり(16台)
公式サイト:https://fushimigriller.owst.jp/
鬼はそと福はうち|昼と夜のメニューが変わるレストラン

「鬼はそと福はうち」は、昼はカレーうどん専門店の「鬼はそと」、夜はすき焼き専門店の「福はうち」と、2種類の顔をあわせ持つ和食レストランです。
店内には坪庭があり高級感もあるので、接待に使用されることもあります。窓際の席からは札幌の街並みが一望できます。
鬼はそと(ランチ)
お昼のカレーうどん専門店「鬼はそと」では、数種類の野菜・果物・スパイスを使用したカレーと、知床鶏・黒豚・牛ほほの3種類のスープを合わせたオリジナルのスープが用意されています。一番人気のメニューは、3種類のスープをすべて味わえる「鬼はそと三種」です。
福はうち(ディナー)
夜の「福はうち」で食べられるのは、厳選された道産牛・道産黒毛和牛を使用したすき焼きとしゃぶしゃぶです。中でも人気のすき焼きは、営業当初から継ぎ足されている「秘伝の返し」から作られる割り下を使用。甘じょっぱい割り下で煮込まれるお肉は絶品です。
住所:札幌市中央区伏見1丁目3-11
営業時間:【鬼はそと】11:30~16:00(LO 15:30)【福はうち】17:30~22:00(LO 21:00)
定休日:なし(12/31、1/1は休み)
TEL:011-520-1414
駐車場:あり(24台)
公式サイト:http://restaurant.tofu-corporation.co.jp/oniwasoto_fukuwauchi/
ミッシュハウス|北海道素材を使用したアイスクリーム専門店

「ミッシュハウス」は、1985年オープンの手作りアイス専門店です。
バニラや牛乳などの定番商品はもちろん、夕張メロンやハスカップなど、北海道ならではの素材を使用したアイスが販売されています。
1階はコーンアイスやソフトクリームが食べられるジェラテリア、2階は手作りアイスを使ったパフェが楽しめるパフェテラスになっています。
パフェテラスからは札幌の街並みも一望できます。
住所:札幌市中央区伏見2丁目2-20
営業時間:【1F】11:00~17:00【2F】11:00~18:00(LO 17:30)
定休日:月曜日
TEL:011-552-5531
駐車場:あり
公式サイト:https://www.missu-house.com/
喫茶つばらつばらクラッシク|落ち着いた雰囲気が魅力の喫茶店

「喫茶つばらつばらクラシック」は、札幌中心部にある「喫茶つばらつばら」の姉妹店として、2020年4月にオープンしたお店です。
本格的なコーヒーはもちろん、パフェやナポリタンなど、お店の名前の通りどこか懐かしさを感じさせるメニューが並びます。
木々に囲まれた静かな場所に佇む、落ち着いた雰囲気が魅力のカフェです。
住所:札幌市中央区伏見2丁目2-90
営業時間:【平日】10:00~20:00【土日】9:00~20:00
定休日:水曜日
TEL:011-206-9754
駐車場:あり(5台)
公式サイト:https://tubara2.usagi.co/
まとめ
札幌伏見稲荷神社は、立ち並ぶ鳥居が幻想的で、札幌の市街地を一望できるロケーションが魅力の神社です。
願いごとが叶うといわれている「願い石」もあるので、参拝と一緒にお願いごとをするのもおすすめです。
周辺には人気のスポットや、カフェ、レストランもあるので、日帰りのドライブや観光にいかがですか?
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