レンタカーを予約する時に見かける「時間制」と「暦日制」
レンタカーを利用するときには2種類の料金システムがあることはご存知ですか?
それが「時間制」と「暦日制(日泊制)」です。この2種類の料金システムの違いをしっかりと理解するとことで、レンタカーをよりお得に、さらには時間も長く借りられるようになる可能性があります。
今回はこの「時間制」と「暦日制(日泊制)」の違いをご紹介いたします。
時間制
レンタカーの利用時間で決まるのが時間制です。
例えば、利用料金が24時間で5,000円であれば、当日の午前10時に出発して翌日の午前10時までに返却すれば、日にちをまたいでも5,000円となります。ただし利用時間で料金を決めているため、出発時間や返却時間を変更すると、その分料金も変わる可能性があるので注意が必要です。
暦日制(日泊制)
レンタカーを借りる泊数で決まるのが暦日制(日泊制)です。泊数で料金がきまるのため、利用時間を変更しても泊数が変わらなければ料金は変わりません。○泊○日△,△△△円と記載されていることが多いです。

ちょっと文字だけじゃ分かりづらいけど結局どっちがオトクなの?。

確かにちょっと分かりづらいので図を使って説明します。
上記の料金例で比較すると、
①朝9:00出発で当日18:00の返却の場合
■時間制・・・6,000円 ■暦日制・・・5,000円
で、暦日制のほうがおトク
②朝9:00出発で翌日9:00の返却の場合
■時間制・・・6,000円 ■暦日制・・・10,000円
で、時間制のほうがおトク
③朝9:00出発で翌日夕方18:00の返却の場合
■時間制・・・11,000円 ■暦日制・・・10,000円
で、時間制のほうがおトク
ということであくまでも一例ですが、必ずしもどちらがおトクというわけではなく、利用する時間や日数によって異なるので、ご予約の際はご自身の旅行のスケジュールに合わせて、どちらがお得になるか計算することをおすすめいたします。
まとめ
- 朝一でレンタルを開始して翌日以降の返却で、できる限り長く借りたい場合(=長い時間観光を満喫したい場合)は暦日制(日泊制)がお得になる可能性が高い。
- 飛行機のフライト時間などの関係で、お昼すぎから夕方にかけてレンタルを開始して、返却もお昼頃までであれば時間制がお得になる可能性が高い。
それでは快適なレンタカーライフをお過ごしください♪