みなさんこんにちは!ホンダレンタリース北海道です。今回のテーマは道路情報です。
最近は「酷道」と書いて「こくどう」と呼ぶ道路が、ネット上でも多く見られます。「こくどう」と聞くと通常は国道をイメージします、国道は国が管理してきれいに整備された道路なので走りやすいというイメージが一般的ですよね。
レンタカーで知らない土地を走る場合は特に注意が必要です。スマホの地図アプリで表示された道路をそのまま行くと、酷道を案内されることもあります。
そこで今回は(国道ではありませんが)、道道70号の芦別美瑛線の酷道を紹介します。
芦別から美瑛へ行くときは主要道路を通るなら、国道38号で富良野を経由して国道237号を通るルートが一般的です。道中は色々な観光スポットもありますので、ちょっと寄り道しながら向かう人も多いでしょう。
地元の人なら裏道を抜けていくルートも選択肢の一つなのかもしれませんね。
この、芦別~美瑛間をgoogleマップの地図アプリで検索すると、道道70号を使ったルートが表示されます。

地図の下の方に富良野が見えます。表示されたルートだと、山を通ることになります。私は「山の上から眺めの良い景色が見れるかも」と期待しながら、このルートを走ることを決意しました。

芦別から進むとこのような青看板もありますので、まずは何も疑うことなく左折するでしょう。
左折して道道70号へ。その直後から「この先砂利道区間11kmあり・走行注意」という看板があります。見落とす人もいるからか、このあと何度か出てきました。
少し不安を感じますが、数台の対向車とすれ違うたびに、仲間がいる若干の安心感と交錯しながらも、戻るに戻れず進んできました。
道道70号に入って10分ほど進んだところで、ついに砂利道へ突入です。あっという間にすれ違うこともできないぐらいの道幅に、もうすっかり山道です! 今から戻ったら明らかに20分以上はタイムロスです、もう絶対に戻れません。
「対向車が来たらどうしよう」と焦りながらも、時速は約30km/h以下で進みます。
道幅は広くなったり狭くなったり、ところどころの舗装と砂利の繰り返しがありながら酷道を進みます。どうして一部だけ舗装されていたのかは謎です。

とても長く感じた未舗装を走り抜け、ようやく山道からアスファルトの世界へ戻ります。

後で未舗装区間をgoogleマップにて確認しました。所要時間13分と表示されてますが、実際にはもっとかかると思います。私は20分くらいかかっていたと思います。
このブログを読まれた方は、是非、道道70号を迂回してください。タイヤパンクなどの心配もありますので、皆さんには酷道を通らない一般ルートをおススメします。(冬期間は通行止めになります)
2023年には国道452号の芦別~美瑛の未開通区間が全面開通予定らしいです。全面舗装なら、そちらのルートを使うようになりそうですね。
ただし山を抜けた後には、夏らしい素敵な風景に出会うことができました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。